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  3. 主婦湿疹の原因と対策法
Posted on: Posted by: SLoka7uK Comments: 0
お風呂

水仕事が多いから発症しやすい

主婦は食器洗いやお掃除など水仕事を日常的に行っているため、手荒れのリスクが高いと言われています。
手荒れが悪化すると紅斑が見られるようになったり、ひび割れが酷くなってきます。
痒みを伴うこともあり、無意識のうちにかきむしって更に症状を悪化させる原因になります。
このような症状は主婦湿疹と呼ばれています。
症状に気付いたらできるだけ早めに適切な処置を行うことが大切です。
主婦湿疹の原因と対策法を知っておくと、いざという時に速やかに対処できます。

参考:主婦湿疹(手湿疹)はどう改善すべき?

アレルギー体質の方は要注意!

主婦湿疹は主婦なら必ず発症するものではありません。
主婦でも発症しない人もいますし、主婦ではない美容師や調理師なども発症することがあります。
主婦湿疹は手湿疹とも呼ばれているように、手以外には症状が現れないことが大きな特徴です。
全身にも湿疹が見られる場合には他の皮膚疾患である可能性が高いです。

主婦湿疹が現れる主な原因は、水仕事を重ねることで手の皮膚や角質が強制的に剥がれてしまったことです。
バリア機能を果たす角質が剥がれることで、外からの刺激に対して過敏に反応した結果起こるのが主婦湿疹なのです。
食器洗いを素手のまま行っている方は主婦湿疹を引き起こしやすいと言われています。
アレルギー体質の方は外からの刺激に弱い体質の持ち主なので、主婦湿疹が悪化しやすいと言われています。

主婦湿疹を防ぐ方法

主婦湿疹の症状はカサカサと乾燥した状態から悪化する場合と、ジクジクとした水ぶくれや発疹ができる場合があります。
両方混在している場合もあるため、どちらの症状が現れているのか素人判断は難しいかもしれませんので、皮膚科医に相談することをおすすめします。
乾燥が原因になっている場合には保湿力の高いワセリンなどを塗って手の潤いを逃さないようにしてください。
水ぶくれや発疹が多い場合にはステロイド系軟膏が良いと考えられます。
適切にケアを続けていれば、比較的早い段階で治るでしょう。

日常的に水仕事を行うことが主婦湿疹の原因になっているため、素手で水仕事を行うのは避けてください。
水仕事をする場合にはゴム手袋をするのが良い方法ですが、ゴムの刺激に負ける可能性もあるため綿の手袋とゴム手袋を併用することをおすすめします。
普段の水仕事は直接素手で行わなくても良いですが、困るのは入浴時です。
体を洗う時には何とかできても、シャンプーをする時にはゴム手袋を付けたままでは上手に洗えません。
市販のシャンプーは洗浄力が強くて刺激があるため、できるだけ刺激の少ないアミノ酸系のノンシリコンシャンプーに変えてください。
低刺激シャンプーに変えると髪の毛や頭皮の状態も良くなるので、一石二鳥の効果を得ることができます。