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  3. ふるさと納税でかしこく節約!
Posted on: Posted by: SLoka7uK Comments: 0
納税のイメージ

ふるさと納税とは?

好きな地域や自治体へ寄付ができる制度です。寄付することでご当地の返礼品や税金の控除を受けられるため、とても人気な節約術です。令和2年度には納税控除対象者が400万人以上になったほど、年々ふるさと納税を利用する人が増えています。
寄付額の2,000円は控除が受けられませんが、それを超える金額部分が控除対象になります。
イメージとしては、20,000円のふるさと納税をしたら2,000円を引いた18,000円分が控除対象です。

ふるさと納税をしない場合、住んでいる地域に納税するだけで、何も還付はありません。
ふるさと納税をする場合、寄付した30%未満の返礼品と所得税の還付がもらえます。

一般的に納税するのであればふるさと納税を利用したほう節約ができてお得に特産品などをもらえるので、やって損することはないでしょう。

ふるさと納税のメリット

2,000円の負担で納税分が戻ってくる

所得の上限金額がありますので、超えない分でふるさと納税した場合、所得税・住民税が控除されます。納める税額をきっちり調べておいて、超えないように計算する手間はありますが、超えてしまっても確定申告で基本控除を受けられます。

返礼品がもらえる

地域の特産品を返礼品として受け取れます。地域によって肉や魚、フルーツなど、返礼品から選べるので、好みに合わせられるのがポイント。返礼品は食品のほかにお酒や工芸品、温泉の利用券、家電や日用品などから選べます。地域によっては返礼品がなかったり感謝状のみだったりというエリアもありますので、希望の内容を確認しておきましょう。

寄付金の使い道を選べる

寄付したお金をどういったことに使ってほしいかを選ぶことが可能です。子育て支援やスポーツ支援、福祉、介護など気になる分野から選べるので、応援している地域へ活用してもらえるメリットも。動物愛護団体や保護猫支援といった寄付も可能です。返礼品がない場合が多いですが、直接応援できます。

ふるさと納税のデメリット

ふるさと納税で減税や節税できるわけではない

控除されるだけで、減るわけではありません。寄付という形で先に税金分を支払い、納税額から控除分が差し引かれるという形です。
先払いしてあとで戻ってくるような形になるので、一時的に負担額はかかります。また、2,000円分は控除外なため、自己負担額です。

手続の手間がある

ふるさと納税をしたら控除するために申請が必要になります。確定申告とワンストップ特例制度を利用する申請がありますが、どちらも多少の手間がかかり、申請しなければ控除が受けられません。

2,000円は控除対象外

自己負担金として2,000円は税金の控除対象外になります。2,000円で返礼品を購入したと思えばお得な買い物になるでしょう。

控除される上限金額とは?

控除額の確認方法は、年収や家族構成から大まかな額がわかります。
社会保険料控除が収入から15%ほどで、そのほかの保険や医療費の控除がない場合を例に記載していますので、詳細が必要な場合は、ふるさと納税のシミュレーションサイトを利用して、確認してみましょう。
年収150万円の独身や共働きの場合は上限が8,000円になります。年収が200万円の夫婦であれば上限が6,000円です。高校生で扶養対象の子供がいる夫婦共働きの場合で、年収400万円ほどのだと33,000円が上限になります。
このように、所得額と家族構成で金額がことなるため、公式サイトでのシミュレーションがおすすめです。参考程度としてご確認ください。

シミュレーションする際に必要な書類は以下を用意しておくと詳細に金額がわかります。

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書の控え
  • 社会保険料の金額
  • 小規模企業共済等掛金の金額
  • 生命保険料控除額
  • 地震保険料控除額
  • 医療費控除の金額
  • 住宅借入金等特別控除額(住宅ローン控除額)

ふるさと納税を始める方法

ふるさと納税を始める際に、どのサイトにするかを決める必要があります。サイトによって、自治体の掲載数がことなったり、別途もらえるポイントの量がことなったりするため、自分の欲しい返礼品や、よく使うポイント還元があるサイトを選びましょう。人気サイト5社の掲載件数をピックアップしました。

  • ふるなび・・・935件
  • 楽天ふるさと納税・・・1,444件
  • ふるさとチョイス・・・1,631件
  • ふるさとプレミアム・・・185件
  • さとふる・・・1,134件

サイトを選んだら、控除額を確認して上限を超えないように返礼品を選んでおきましょう。楽天ふるさと納税は楽天市場の買い回りキャンペーンなどと同時に申し込むとポイントが最大30%もつくことがあります。返礼品の内容を厳選しながらポイントなどの還元もチェックしておくのがポイントです。

ふるさと納税の流れ

全体の流れは、大まかに分けると5項目で完了です。

  1. 自治体・返礼品を選ぶ
  2. 申し込み・寄付
  3. 返礼品や感謝状が届く
  4. 確定申告・ワンストップ特例の申請
  5. 控除・還付

ふるさと納税のサイトから、自治体・返礼品選び、申し込みまでは簡単に進められます。返礼品や感謝状と一緒に、寄付金受領証明書が送られてきます。こちらの書類が確定申告に必要になるため、なくさないように注意してください。
翌年の3月15日までに住んでいる地域の税務署へ申告にいく必要があります。申請したあとは、控除や還付されるのをまつだけです。

ふるさと納税で注意するポイント

年収150万円以下には意味がない?

年収が150万円以下の場合、限度額が0円になっている可能性があります。0円の場合、2,000円支払って返礼品をもらうだけになってしまうことも。自身の年収が微妙なラインの場合は役所で発行できる住民税納税証明書で確認してみましょう。控除額の確認はふるなびのシミュレーションサイトがおすすめです。年収を打ち込むだけで控除金額がわかりますので試してみてください。

控除されるのは翌年の税金

寄付金は先払いになりますので、控除や還付を受けられる期間が空いている場合、金銭的に負担がかかることがあります。一時的に支払って問題ない額にしたり、控除されるまでの期間が空きすぎたりしないように注意しましょう。
控除されるのは翌年の6月以降です。所得税控除の場合は翌年の2月16日~3月15日の確定申告期限内に申告した場合は、申請後1~2カ月後に還付されます。

名義が違うと控除が受けられない

寄付する際にクレジットカードの名義が自分かどうか確認しておきましょう。夫婦の場合にミスが起きやすいようで、夫の控除をしようと申し込んだのに、妻名義のクレジットカードで寄付してしまうと控除を受けられなくなってしまいます。寄付する人と寄付に使う名義は同じかどうかを確認してから申し込みましょう。

ふるさと納税のおすすめ返礼品

自治体の返礼品は還元率3割未満とされていますが、コスパのいい返礼品はたくさんあるようです。人気の商品をピックアップしました。

A5ランクの伊万里牛800g

楽天ふるさと納税やふるなびに登録されている佐賀県伊万里市への寄付返礼品です。15,000円分で最高級A5ランクの黒毛和牛がタップリ入っています。牛の名前をあまり聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、臭みがないのでしゃぶしゃぶやすき焼きで楽しむのがおすすめです。

佐賀牛入り熟成ハンバーグ120g×20個

佐賀県伊万里市の塾生ハンバーグが20個も!楽天ふるさと納税やふるさとチョイス、ふるなびに登録されています。10,000円の寄付額でこのボリュームはコスパがいいので、人気も高くなっています。

北海道の三色海鮮丼セット

北海道のズワイガニとホタテといくらがたっぷり入った三色丼セットが10,000円の寄付でたっぷり300gも入っています。20,000円の寄付額もあり同じセットを倍にしてくれます。楽天ふるさと納税やさとふるプレミアム、ふるなびなどで取扱いが可能です。

超人気かみのやまシュー6個セット

山形県上山市で人気があるかみのやまシューは3,000円の寄付でもらえます。控除額上限の微調整にピッタリですね。(※現在6か月待ちとなっていますので、申し込み後到着まで時間がかかる可能性があります。)
ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税、さとふるで申し込みができます。

国東市のあらびきウインナー2.2kg

大分県国東市の返礼品は鶏肉入りウインナーなんと2kg超え!さっぱり食べられるので2kgもあっという間なのだとか。ウインナーが好きな子供は多いと思いますので、家族の多い家庭におすすめです。冷凍で届くため、2kg分の空きを作っておきましょう。10,000円寄付の返礼品でふるさと本舗やANAのふるさと納税、ふるさとパレットなど幅広く登録されています。

トイレットペーパー48個ボックスティッシュ30箱

消耗品を大量に返礼してくれるのは岩手県一関市。10,000円の返礼で、実質2,000円の負担と考えると消耗品を選んでおくとコスパがイイと考える人もいるでしょう。楽天ふるさと納税や、ふるさとチョイスで取り扱っています。トイレットペーパー4袋(各12ロール)、BOXティッシュ6つ(各5個セット)と量が多いので、収納できる場所があるかを確認してから申し込みましょう。

アラジン グラファイトトースター(2枚焼)

ふるさと納税の返礼品では還元率が低くなってしまいますが人気のアラジンのトースターもあります。兵庫県加西市の30,000円寄付の返礼品で、普通に購入したら12,000円ほどかかるトースターですが、還付や控除があるので2,000円の負担だけで購入できると思ったらとってもお得ですよね。
楽天ふるさと納税やさとふる、ふるさとチョイスに登録されていて、各サイトでカラーがホワイトやグリーンを選べます。